最近ではテレワークやワーケーションなどが一般的になり、企業の方も個人やチームで地方に行き来しやすくなったのかもしれません。
…先週5月7日~11日の5日間、京都にある株式会社ツナグムさんから3名の方(タナカ ユウヤさん/北川 由依さん/並河 杏奈さん)が尾道にお越しになられました。
その5日間のことを施設側の目線からレポートしたいと思います。
(ところで。尾道から京都までは新幹線(福山~尾道はローカル線)を使うと2時間ほど。さすが関西は近いですね!)
■テレワークと地域体験
今回はチームで来られたので、ミーティングルームや会議室を拠点としながらテレワーク=京都の業務を継続されていました。
またせっかくの尾道ということで観光ツアーにご参加されたり、街歩き、なかにはレンタサイクルでしまなみ海道を走ったりとそれぞれの時間を過ごされました。もちろん尾道ラーメンやお好み焼きなど、ご当地グルメも楽しんでいただきました。途中、「ここの感じって京都だったらこうだよね」とか「以前来た時から6年程経っていて、街の変化を知れるのもおもしろいよね」といった話もしていました。
5日間あれば街に触れる時間も十分とれるので、リフレッシュだけでなく、その地域の文化や取り組みを知れる=刺激や学びの機会にもなるのかもしれませんね。
■つながること
「せっかく尾道に来られていたので、ぜひ会いたくて!」と、尾道近隣に住まわれる方がツナグムさんを訪ねてONOMICHI SHAREに来訪されました。普段なかなか会えなくても近くに来られていたからこそ再会できた、ということが起こるのもワーケーションの醍醐味なのかもしれません。
また、滞在中はオフィスのメンバーの方や、地域の方、移住者の方とも「京都から来ました」という挨拶からいろいろと話が広がっていくことが何度もあり、こういう施設だからこそフラットに交流できるのだろうなと滞在拠点としての役割を改めて感じました。
■チームの時間
今回お越しになられた3名は各自がリモートで業務できることもあり、京都のオフィスに揃う機会が最近なかったようですが、この尾道の滞在では3名が同じ場所に集まるきっかけになり、一緒に話せる時間も多くなったので「久しぶりにお互いのこと・状況をリアルで共有できて良かった」ということも言われていました。
□まとめ
コロナ禍以前はサテライトオフィスやテレワークの実施=関東圏の事業者という印象が強かったのですが、テレワークが進み、地域問わず実施されるようになっています。また関西は尾道から2時間。移動に対してのストレスもコストも負荷が少なく、”ちょっと出るのにちょうどいい距離”なのかもしれないですね(関東でいうところの長野や熱海などの位置関係なのかなと)。
とはいえ、食文化や瀬戸内の景色などは関西とも異なるので、しっかりと非日常=ワーケーションとしての時間を過ごしていただけたのかなと思います。
また仕事の面でも、日常の業務は継続しつつ、京都でのご経験や知識がこの別地域だからこそ新しいアイデアとして生きるようなこともあるのだろうなと、施設内での会話を聞いていて私が感じることでもありました。
地域外から滞在いただくワーケーションやテレワークは、来訪された事業者の方へのメリットにもなりつつ、地域側へもメリットになるような=双方にとって価値となるような可能性があることなのかもしれませんね。
ツナグムさん。今回はありがとうございました!(またいつでも尾道にお越しくださいね!)
文章:コンシェルジュ/後藤