昨年11月。名古屋を本社に置くクリエイティブ企業、株式会社アクアリングのみなさまが尾道でのワーケーションを実施されました。

本投稿ではコンシェルジュ目線でその様子を簡単にご紹介したいと思います。

※今回のワーケーション企画は株式会社JTB 名古屋事業部さんが行程の調整に入られました。ONOMICHI SHAREとしても実証的な取り組みとして協力させていただきました。

【ワーケーション実施の背景】

ワーケーションという言葉がコロナ禍以降メディアなどでよく聞くようになりました。2023年時点、日常的な業務が再開されてからも、テレワークという働く手段は継続される背景もあり、「リアルでのコミュニケーションの機会」「チームで一緒に過ごす体験」などをコロナ禍以降あらためて検討されることが企業によってはあるようです。(「とりあえずやってみよう」という企業も多いかもしれません。)

ワーケーションの目的は企業により様々で、福利厚生のような社員の方のリフレッシュ。日常とは異なる環境=オフサイトに身を置くことでその地域から刺激や学びを得ること。自己研鑽、セルフマネジメントの検証機会など多岐にわたる目的を期待されることもあるようです。

※今回のアクアリング様の実施目的は「日常と異なる場所や環境でも、日常の業務が継続して行えるかを試したい」と設定されていたようです。あくまでもWorkであり、一方で会社が認めるVacation機会でもある=まさにWorkationというイメージと私のほうでは捉えていました。

(目的設定をされたうえで実施されるのはまさにクリエイティブだなぁと、こちらが学ばせていただきました。)

【今回の行程】

今回は15名ずつ2組にわかれ、3日間の内容でワーケーションを実施されました。

・初日、昼前には名古屋から尾道に到着。昼食の後、午後からONOMICHI SHAREで業務開始。
二日目以降は通常の勤務時間通りに9時出社→18時業務終了の行程で業務を進められました。

・また行程の途中、尾道での取り組みを学ぶという目的で、ディスカバーリンクせとうちが実施するExpand Our Storyを体験いただきました。弊社 代表の出原が会社の取り組みや想い、10年間での変容などについてお伝えした後に、皆さんと一緒にざっくばらんにディスカッションをさせていただきました。

・食事についてもバケーションの要素でしょうか。尾道ラーメンや瀬戸内の海の幸などを楽しんでいただけたことも楽しみのひとつかもしれませんね。

(各回とも、当初の目的は無事達成されたとお聞きし安心いたしました。)

※ONOMICHI SHAREを活用した尾道ワーケーション

ONOMICHI SHAREでは、基本的なデスクワーク環境に加え、会議室レンタサイクルのサービスをご提供しています。

また尾道の地域体験として、16人乗りの自転車 ICHIROKU ONOMICHI。ディスカバーリンクせとうちが地域と共に行ってきた各事業(尾道デニムや繊維産地継承プロジェクト、Rekrow、鞆の浦での宿泊事業など)の紹介や体験のある「Expand Our Story」というコンテンツもご用意しております。

※尾道は13万人弱の町ながら、坂のある暮らし、しまなみ海道、中山間地域と多様な文化や暮らし方が新旧交わる魅力的な地域です。滞在期間のなか、Workだけでないこの町から感じられる可能性や面白さを感じていただくことが、オススメの「尾道ワーケーション」です。

【まとめ】

アクアリングのみなさまこの度はありがとうございました。
名古屋での業務の継続と、異なる環境での滞在について、いかがでしたか。
まずは今回のワーケーションの目的達成に私もほっとしています。また今後、社内で検討されるなかでの検討材料として役立っていれば幸いです。

ぜひまた尾道にお越しくださいね!

※尾道でのワーケーションについてONOMICHI SHAREの方にお気軽にご相談ください。実施人数や日数、目的に合わせた内容などをご提案させていただきます。(会議室やレンタサイクル、16人乗り自転車は事前予約が必要です。また宿泊などの手配はこちらでは不可となりますので、必要があればJTBさんなどご紹介も可能です。)